03

Sep

2021

2021年2月に発表された2世代目のAudi Q5 を今回は紹介する。Q5シリーズは初代からデザインとquattro®などのAudiのもつテクノロジーを凝縮されたモデルとしてSUV車種のなかでも多くの人気を得た。

今回2世代目としてモデルチェンジしたAudi Q5 をじっくり見ていこう。

① エクステリア

ボディサイズは全長:4,680mm、全幅:1,900mm、全高:1,665mmと多くのSUVモデルと変わらないサイズ。都内など細い道でも乗り回しがしやすいサイズになっている。

フロントは先代とは大きくデザインが変わり、シングルフレームグリルと左右のLEDヘッドライトがシャープになっている。特にシングルフレームグリルは先代より大きくなっていて、SUVなのにスポーティーさを感じることができるデザインだ。

リアは先代のデールライトをイメージしつつ、ボリュームあるフェンダーデザインはSUVらしさがある。また、サイドから伸びるキャラクターラインがLEDコンビネーションライトへと続くデザインはAudiらしい美しさを感じることができるだろう。

Audi Q5 に搭載しているマトリックスLEDヘッドライトや、LEDコンビネーションライトとダイナミックターンインジケーター(流れるウィンカー)もAudiならではの美しい光を放っている。もし、夕方などヘッドライトを点灯させるシーンがあれば、オートハイビームをONにしてハイビームの自動切換えを体感してほしい。

②インテリア

運転席に座ると、SUVらしく目線が高い位置に座るため、視界が広く運転しやすい。そして2つのデジタルディスプレイがすぐに目に入るだろう。1つはデジタルメーターの「バーチャルコックピットプラス」。そしてナビゲーション画面や車両設定などを行う10.1インチカラーディスプレイがある。両者とも、運転しているときに自然と視界に入るため、初めて走る道路があっても迷うことなく快適に運転できそうだ。

リアシートに座ると、最初の印象は天井が高く狭さを感じにくい。また、サイドウィンドウも大きく、リアシートに座った方でも外の景色をよく見ることができそうだ。

さらにシート中央にあるエアコン吹き出し口には、温度変更ができるボタンとディスプレイがある。リアシートでも車内温度を変更できるので、より快適にドライブを楽しむことができるだろう。12Vのシガーソケットも装備しているため、スマートフォンの充電アクセサリー品などを接続することもできる。

なお、シートも前にスライドさせることができるため、好きな位置でシートを固定することもできるのが良い。実車にてぜひ試してみてほしい。

シート中央にあるアームレストには収納型のドリンクホルダーがある。ホールドする部分が浮き上がってくるので、安定してドリンクを置いておけるのが良い。使わないときはフラットにもできるため、リアシートに乗る方への配慮があるのが嬉しい。

ラゲッジスペースを見ると、電動テールゲートのため、ワンタッチで開け閉めができる。

スペースもリアシートを倒さずともゴルフバッグも余裕で載せられるほどのスペースがある。リアシートは2分割することができるので、リアシートに座りながら長さのある荷物も搭載することができる。また、リアシートをすべて倒すと最大で1,520ℓの容量になるほか、フラット上になるので荷物をスムーズに乗せることができるだろう。

シートを倒す方法も、シート横のレバーで倒すこともできるが、ラゲッジルームからも左右にあるレバー操作だけでもシートが倒れるようになる。知っていると便利な機能なので実車でぜひ試してほしい。

ラゲッジスペースの下には緊急時に使用するパーツがいくつか収納されている。Audi Q5はスペアタイヤではなく、パンク修理キットが搭載させているので、万が一の際はタイヤを交換することなく、一時的に走行を続行することができる。(パンクした際は、すぐに最寄りのアウディ正規ディーラーにて整備を行ってください)

他にも牽引フックやレンチなどもあるが、Audiは各ホイールナットにカバーが装着されている。カバーを外すには専用のアダプターが必要となり、この場所に収納されているので、納車した後はぜひチェックして万が一の際に備えてほしい。

③パワートレイン

Audi Q5では、Audiの誇るトルクフルなクリーンディーゼル2.0ℓ直列4気筒TDIエンジンと、進化を遂げた2.0ℓ直列4気筒TFSIエンジンの2タイプのエンジンを選択できる。

今回はクリーンディーゼル2.0ℓ直列4気筒TDIエンジンを試乗した、試乗の模様は次回BLOGにてご紹介しよう。

両者とも今回のモデルチェンジで12Vマイルドハイブリッド(MHEV)機能を搭載し、加速時などにアシストしてくれるのが最大の魅力だろう。25km/hではエンジンが自動停止や、スピードに乗った状態でアクセルオフを行うとエンジンが停止し今まで以上に燃費向上が期待できる。実際に試乗した際にも今までのエンジンとは異なった感覚で、より楽しいドライブができた。

なお、マイルドハイブリッド機能のため、走行中やブレーキ時に発動する回生ブレーキなどによって充電されるため、電気自動車とは異なり充電の必要がないのも魅力だろう。

さらに、Audiの誇るquattro®システムも進化しており、常時路面状況をモニタリング。4輪駆動が必要ないドライ路面の高速走行時などは後輪のドライブトレインを切り離して前輪のみにトルクを伝える構造となり、燃費向上がさらに期待できる。

なお、コーナーを曲がる、路面が滑りやすい状態の場合は瞬時に4輪駆動へと変わり安心したドライブを楽しむことができる。

また、アウディドライブセレクトではエンジンのレスポンスが変わるだけでなく、車高レベルも変化するので荒れた路面を走行する場合は車高があがりより突破しやすくなる。(エアサスペンション搭載車)様々なロードコンディションに答えてくれるスポーツSUVとして、Audi Q5をドライブすることができそうだ。

④安全装備

Audiの先進安全装備がAudi Q5にも多く搭載されている。

搭載している機能はグレードによって異なるため、詳しくはカタログや店舗スタッフにて確認いただきたい。今回はSUVタイプの車両を運転する際に重宝しそうな装備をご紹介する。

まず、ボディサイズがあるSUVでは「サラウンドビューカメラ」で安心して駐車することができる。車両を上から眺めているような映像が出るため、死角となりやすい場所も確認しやすいだろう。

駐車時として「リアクロストラフィックアシスト」も忘れてはならない。後退で駐車場から出庫する際に見えにくい後方をモニタリング。車が往来しそうな場合は警告音のほか、万が一の際はブレーキアシストが発動する。

そしてフロントライトには「マトリックスLEDライト」によって、ハイビームの照射を自動で配光。一部だけをハイビーム状態にもすることができるので、夜間運転がより安心して行えるだろう。

⑤ナビゲーション

インテリアでもご紹介したが、センターコンソールに10.1インチのディスプレイが備わっている。他のAudiモデルと同じく、MMIナビゲーションが搭載されており、タッチパネルにて操作ができるので、すぐに使いたい機能を使用できる。

また、Audiスマートフォンインターフェイスも装備されており、iPhoneまたはAndroidスマートフォンを接続することでスマートフォンの音楽データや電話帳機能、ナビゲーションも使用することができる。有線接続のため充電も同時にできる。

次回はAudi Q5を実際に試乗した際のレポートをお送りする。クリーンディーゼル2.0ℓ直列4気筒TDIとマイルドハイブリッドの組み合わせでどんな走りとなるかお届けしよう。

⑥スペック

車種名:Audi Q5 40 TDI quattro S line

車両本体価格:¥7,390,000 消費税込み

ボディカラー:ディストリクトグリーンメタリック

撮影協力

ヴィラ・デ・マリアージュさいたま

埼玉県さいたま市浦和区上木崎2-24-4-24

TEL :048-814-4122

https://villasdesmariages.com/location/saitama/

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※写真はイメージが含まれます。また日本仕様車と異なる場合があります。一部写真はAudi Japan またはAudi AG. Webサイトより引用。※文中の数値はすべてカタログ掲載値に基づきます。※航続距離や充電時間などは、状況によって数値と異なる場合があります。詳しくはAudiショールームにてご確認ください。

Photo & Text: HY